— 下記はプレスリリースからの内容です —
届け! パパたちの想い!! 子どものスクールバスでの悲しい事故を防ぐ為、置き去り防止の無料アプリを現役パパふたりが作りました。
カタログや新聞広告印刷、システム企画と開発を主力事業とする長屋印刷株式会社(愛知名古屋市、代表取締役 中川剛)とシステムやアプリ開発を主力事業とする合同会社Noop〈読み方 ヌープ〉(富山県富山市、代表社員 林和幸)は、幼稚園等のスクールバスを運行する団体向けに、無料のバス運行管理のためのiPhoneアプリ「まもる」を9月26日にリリースいたしました。
https://mamoru-bus.com
■名古屋と富山の2人の現役パパがアプリを作りました!!
開発者である長屋印刷の中川は4歳と6歳の娘がいる名古屋のパパで、Noopの林は9歳と11歳の息子を持つ富山のパパです。スクールバスの子どもの置き去りによる悲しい事故をニュースで見て、パパとして何かできることはあるのはないか、命をまもることはできるのではないか?という想いですぐに電話で連絡をして、無料アプリの制作、アプリの仕様、採算性は考えない方針がニュースを見たその30分後に決定しました。パパたちの熱い想いでのスタートです。
この安全管理の仕組みづくりでこだわった点は4点です。
- スクールバスでの子どもの置き去りをなくす!
- iPhoneさえあれば、無料ですぐに導入できるようにする。
- 先生やドライバーの方々など、大人の行動管理で安全性を高める。
- 忙しい先生方のために、運用に必要なアプリの操作時間をできるだけ短くする。
■アプリで何ができるの??
このアプリでは先生やドライバーに後部座席まで移動すること促して、バス内の子どもの置き去りを防ぎます。
大人が後部座席に移動する過程で、もし子供が座席にいれば自然に目に入り、置き去りを防げるという行動管理の発想です。大人が後部座席に移動して確認したことの証明に、後部座席から写真を撮ってアプリにアップするという事をしてもらいます。
運用方法は、以下の2つだけです。
- そのルートの運行時間を設定して、出発ボタンを押す。
(運行時間のタイマーが作動) - 運転終了後に、後部座席に移動して写真を撮影、アップロードする。
出発ボタンを押した後、設定されたタイマーの時間内に車内の写真が撮影・アップロードされない場合は、どのバスの車内の確認が終わっていないかをつたえる警告が、その団体内の全ユーザー対して通知され、置き去りのリスクを伝えます。
■大人にズルさせないために
忙しい先生やドライバーの方々は、安全管理の運用がおざなりになってしまうことも予想されます。そこで子どもの命をまもるため、大人にズルをさせないために以下の工夫をアプリにしております。
- 後部座席からの写真のアップロードは、写真フォルダが使えない。
ライブでカメラ撮影しなくてはならない。
→ 過去に撮影した写真を使ったズルを防ぐ。 - 行動履歴、写真を過去3日間保管、写真を全ユーザーが見ることができる。
→ 適当な写真を撮影してアップするズルを防ぐ。
■目指したのは、ニュース番組で見た海外のスクールバスの安全管理
アメリカや韓国のスクールバスの一部には、座席の最後部にボタンを設置して子どもの車内置き去りを防せぐ仕組みがあります。運転が終わりエンジンを切ると車内にアラームが鳴り響き、ドラーバーが後部座席の最後部まで行ってそのボタンを押すと、アラームが消えるという仕組みです。ドライバーを車内の最後部まで移動させる過程で、子どもが車内にいると目に入り、置き去りを防ぐという行動管理の発想です。
その機能を後部座席から写真を取ることによって、代用ができないか? そうすれば専用の機械を導入や工事をする必要がなく、時間や費用がかからなくて済むのでは? という発想でアプリを開発しました。
■導入に必要なもの
iPhoneのみ
■さいごに
この悲しい事故の再発防止に対して、行政、メーカー、その他多くの方が真剣に取り組まれている事も知り、大変心強く思っております。今後、より安全な仕組みやシステムが作られ、導入されていくでしょう。それまでの僅かな期間かもしれませんが、2人のパパがつくったこのアプリで、少しでも安全な、少しでも簡単なスクールバスの運行のお手伝いができたらと考えております。
多くの方に使っていただき、子どもたちの命が守られますように。
園バス園児置き去り事故への対策サービスが各社、有志の個人の皆さんからたくさん発表されています。BabyTech.jpではそれぞれの商品やサービスをご紹介しながら、後日まとめページをご用意し比較が可能となるようにいたします。
詳細をプレスリリースから見ていきましょう。