BTA2023受賞商品発表!

「絵本」が「読み聞かせアプリ」になることで、子育ての力強いサポーターに!「みいみ」

本サービスのポイント
  • 有名出版社の絵本など約100冊を選べ、そのすべてで読み聞かせ音声を聴ける
  • 絵本に登場するセリフの一部を、自分たちで吹き替えて楽しむことができる
  • 「寝かしつけ」のためのさまざまな工夫がされており、パパ・ママをサポートしてくれる

今回ご紹介する「みいみ」は、プロのナレーターが朗読してくれる絵本の読み聞かせアプリ。有名出版社の絵本などが約100冊選び放題なだけでなく、セリフを自分で吹き替えることもできます。そんな同アプリは「BabyTech® Award Japan 2021」でアカチャンホンポ賞を受賞しました。そこでBabyTech.jp編集部は「みいみ」を開発した東京ガス株式会社の榎本奈津子さんと株式会社オトバンクの加藤良太さん(文中敬称略)に取材を行い、同アプリの概要や開発の経緯、今後の展開について伺いました。

(お話を伺ったのは)

東京ガス株式会社 暮らしソリューション技術部
榎本奈津子(えのもと・なつこ)さん

株式会社オトバンク オーディオブック事業部
加藤良太(かとう・りょうた)さん

出版社の良質な絵本がアプリとなり、さまざまな可能性が生まれた

編集部:本日はお忙しいところ、大変ありがとうございます。さっそくですが、「みいみ」の概要と特徴について伺えますか?

榎本:「みいみ」は耳と声で絵本の世界が楽しめる読み聞かせアプリです。2019年にアプリをリリースして今年で3年目に入りました。絵本適齢期のお子様がターゲットであり、特に未就学児のお子様がボリュームゾーンになっています。利用料金は月額500円のサブスクモデルになっていますが、登録後1か月は全機能を無料で楽しめます。ダウンロード数は2022年1月時点で累計10万件を突破しました。特徴は大きく分けて3つあります。1点目が書店で販売されている有名出版社の絵本作品を数多く配信していること。これはみいみを共同開発したオトバンク様が出版社と強いつながりを持っておられるため、それを最大限に生かした結果です。2点目がそれらの収録作品すべてで読み聞かせ音声を楽しめること。こちらもオトバンク様に所属するプロのナレーターによる良質な読み聞かせ音声を活かしております。3点目が読み聞かせ音声を聞くだけではなく、カラオケのようにセリフの一部を吹き替えて遊べる機能があることです。

編集部:オリジナル絵本だけではなく、書店で実際に売られている作品がスマホで楽しめるというのはすごいですね!

みいみでは、約100冊の絵本を選ぶことができる

榎本:「絵本の読み聞かせアプリ」や「YouTubeの絵本読み聞かせチャンネル」などはいくつかありますが、有名出版社の絵本作品があることは、やはりみいみの大きな特徴だと思います。子育てにおいて大切な未就学時期に良質な作品になるべく触れさせてあげたいという思いから、そういった作品を取り揃えました。また、絵本の吹き替え機能についても、お子様が受身な形で聞くだけではなく、主体的に物語に入り込めるようになることを考えて開発した機能になります。