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「ビッグデータ分析」で育児をサポート!「パパっと育児@赤ちゃん手帳」

本サービスのポイント
  • 残しておきたい赤ちゃんのさまざまな情報を、スマホで手軽に記録できるアプリ
  • 記録したデータはグラフで簡単に「集計・見える化」され、成長や変化がよく分かる
  • 利用者から集まったビッグデータを分析し、育児に役立つ各種アドバイスを提供
共働きが増えた現代の家庭においても、育児の負担はまだまだママに大きくかかりがち。特に乳児期など夜泣きが多い時期には、その世話でほとんど睡眠が取れないママも多いものです。ところがそんな状況が父親には伝わらず、気がつけばワンオペ育児でママの疲労は限界に……。このような問題を解決する手助けをしてくれるのが、2013年にリリースされた、育児データを記録・分析し適切なアドバイスを送ってくれる「パパっと育児@赤ちゃん手帳」というアプリ。今回、BabyTech.jp編集部はこのアプリを開発・運営している株式会社ファーストアセント代表取締役CEOの服部伴之さん(以下、敬称略)に取材を行い、アプリの概要や開発のきっかけ、今後の展開について伺いました。


(お話を伺ったのは)
株式会社ファーストアセント 代表取締役CEO
服部 伴之 さん

 

「自分の子どもが生まれたこと」が、アプリ開発のきっかけに

編集部: さっそくですが、「パパっと育児@赤ちゃん手帳」の概要を伺えますか?

服部: 子どもが寝た時間、起きた時間、ミルクを飲んだ時間や量、ウンチをした時間や状態、また「初めて○○ができるようになりました」といった、さまざまな記録を取る「育児記録アプリ」になります。もともと私の妻が手書きで育児記録をつけていたのですが、それを見ていて「便利に記録できるアプリがあるんじゃないの?」と思ったのがきっかけでした。当時(2012年頃)はそのようなアプリがあまり無く、あったとしても使い勝手のいいものではありませんでした。たとえば、私からすれば「飲ませたミルクの量」を記録すれば、自動的に1日に飲んだミルクの量を集計してグラフ化してくれてもいいと思うのに、そういう機能を持つアプリはほぼ無かったのです。そんな風にデータを「見える化」できるアプリが無いなら、自分で作ろうと考えました。


赤ちゃんが飲んだ「ミルクの量」がグラフ化され、一目瞭然!