京都市動物園で対話AIロボット実証実験 「話し掛けて鍛えて」
世界初の技術を使った実証実験となっているようです。以下、引用します。
雑談と質疑応答と双方向に行うAI技術
2台のロボットを使い、一方が相づちをうったり、2台を連携させたりして、人との雑談を5分程度破綻なく続ける技術を開発。
さらに、ユーザーが発話しそうな範囲の対話知識を作成し、的確な応答を可能にした。
これにより違和感なく雑談と質問応答が双方向、かつ連続的に行き来する世界初の技術を実現した。
質疑応答のような、Yes・Noがはっきりしている対話だけでなく、独自の対話知識データベースを利用して、ちょっとした雑談も挟んで会話ができるという技術を開発されたとのこと。この技術が世界初である、ということです。日常会話はハイコンテクストなので、発する言葉も断片的で話題もポンポン飛んでいきますよね。どうやってその難題をクリアされていこうとしているのか、楽しみです。
実証実験の様子
こちらの記事の写真をご覧ください。
京都市動物園で対話AIロボット実証実験-ロボットとの会話の様子-
実証実験でAIをレベルアップ
開発を担当した杉山氏のコメントです。
「研究所のオープンラボなどではロボットに優しい質問が多いが、自由に話し掛けてもらってAIを鍛えてやってほしい。雑談・傾聴型のロボットの開発にも活用していきたい」
京都にお住まいの方、週末はAIトレーニングなどいかがですか?