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ガン早期発見のスタートアップ「GRAIL」が、巨額の資金調達

9億ドルというと日本円にしたら一体いくらになるのだろう・・・!

ビル・ゲイツ氏やジェフ・ベゾス氏らも出資するガン早期発見スタートアップのGRAIL、電通ベンチャーズなどから9億ドルを調達し日本進出へ

GRAIL の技術では、腫瘍細胞から血液中に流れて来た DNA や RNA を見つけ、それを DNA シークエンシング(DNA の配列情報の読み取り)することでガンの判定を行う。実用化目標は2019年で、一検査にかかる費用は500ドル前後が想定されている。この DNA シークエンシング自体は目新しいコンセプトではないが、安価かつ手軽に実用レベルのサービス化に努めている点が、GRAIL が高く評価される理由のようだ。

DNAを配列の要素に見立てて機械学習で頑張るというコンセプトだと思われます。それ自体は「確かに」という感じですが、とんでもない情報量が一人の人間のDNAには存在するので、「干し草の山の中から針1本捜す」ような状態。かつ、当然ですが被験者はすごくいっぱいいるので、更に早期発見につながる解法を見つけるのは大変なはず。目に見えていない状態のものを、可視化するようなものだから。

9億ドルの価値が本当にあるのかわかりませんが、夢のある話です。ITが人命を救う時代の幕開けになるといいですね。