2007年にPOSTされていたこの記事が面白かったので、要約してご紹介します。
The Different CTO Roles – All Things Distributed
Amazon.comのCTO Werner Vogels氏が、CTOという言葉で語られるロールがごっちゃになってきたので、整理する為に書かれたエントリです。
Vogelsが語る4つのロール
Infrastructure Manager | ITインフラ、ネットワーク、セキュリティ、アプリ開発と維持管理、それらを含むオペレーションの遂行管理を担う。 |
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Technology Visionary and Operations Manager | どの技術がビジネス上の戦略を施行するのに正しいのかを判断し、実際にその技術を使って実装することを(部分的にでも)担う |
External Facing Technologist | 顧客だけでなくパートナー企業との橋渡し役になるケース。CTOは顧客とチームとの間にたって、市場調査に関わるべく主要顧客とのコミュニケーションを取り、内部の開発チームとの間でプロダクトのポートフォリオの管理を担う |
Big Thinker | IT技術が現在の事業及び将来の事業に対してどのように使えるのかを評価し、競合他社の目論見をより先ずることができるかのしなりを考える |
技術を事業に活かすという軸に立ち、現在と未来を同時に考えなくてはならない。CTOとは10年前からそういうものなんでしょうし、これからも変わることはないでしょう。