2016年のBabyTechAwardで、Finalistとなったプロダクト紹介シリーズです。赤ちゃんをより安全な環境下で育てることが出来ることを目指すプロダクトで最優秀賞を獲得したのが、Owlet Baby Monitor です。
Owlet Baby Monitorの利用方法
赤ちゃんにSmart Sockという靴下上のモニターデバイスを履かせます。このデバイスは赤ちゃんが睡眠中に、心拍数と血中酸素濃度をモニターしています。データはBase StatitonというデバイスにBluetoothを経由して送られます。Base Stationに蓄積されたデータはOwletのスマホアプリから確認します。血中酸素濃度をモニターすることで、睡眠中の赤ちゃんの呼吸が過度に浅くなっていないかどうかを確認できるのが最大の特徴です。
ビジネスモデル
Smart SockとBase Stationを$249で買い切りで購入。アプリは無料で利用です。レンタルではなく買い切りです。デバイスを買い切りで初期投資として購入、その後消耗品を購入させるというある意味鉄板のモデルです。
ユーザーレビュー
Amazon.comで228件のカスタマーレビューがあって、64%が5つ星です。
気になったのは「赤ちゃんが少し動いたりするだけで、モニター「赤ちゃん起きてない?モニタリング出来んで」とアラートを挙げてくるのがウザい」というコメントです。Owletのデバイスは、寝ている状態(横になってあまり動きがない)でないと計測が厳しいようなので、その点が今後の改善のようですね。
Fatherlyというベビテク好きパパ向けYouTubeチャンネルでも、Owlet Baby Monitorのレビューが掲載されています。一番気になったのは、Base StationとSocksの距離が15〜20フィート(4.5〜6.0メートル)までしか届かないことです。