BTA2023受賞商品発表!

EY新日本、経済産業省のベビーテック活用促進に向けた実証調査を受託。ファーストアセント他、BTAJ2021受賞企業も参加

編集部より

経産省が神奈川県小田原市にて行うベビーテックサービスの実証調査を行います。EY新日本有限責任監査法人が受託し、小田原市、小田急電鉄その他小田原市内外の事業者と協力しベビーテックの効果や課題を検証します。
実証にはスマートベッドライトainenneを提供する株式会社ファーストアセント、妊娠中・授乳中の状況を踏まえた薬の情報検索システム「くすりぼ」を提供する株式会社Kids PublicなどBTAJ2021受賞企業も参加します。

それでは詳細をプレスリリースから見ていきましょう。

— 下記はプレスリリースからの内容です —

EY新日本有限責任監査法人(東京都千代田区、理事長:片倉正美)は、経済産業省からの委託を受け、テクノロジーを活用して子育てを支援する「ベビーテック」の普及を後押しするため、2022年1月より神奈川県小田原市において、子育て支援や育児・家事効率化のための4つのサービスの実証調査を行うことをお知らせします。本調査は、小田原市、小田急電鉄、その他小田原市内外の事業者と協力して行い、地域のステークホルダーと連携したベビーテックの効果や課題を検証します。

1.背景

少子化に伴う人口減少の解決、若い世代の活躍促進の双方の観点から、育児と仕事の両立支援が求められています。こうした中、テクノロジーを活用して育児支援を行う製品・サービス(以下「ベビーテック」(※1)という。)が創出されはじめており、育児がより安全・安心で効率的なものとなることが期待されています。

EY新日本では、経済産業省からの委託調査(※2)において、ベビーテックの普及に向けた効果や課題を調査するとともに、ベビーテックの導入検討を含め子育て支援に積極的に取組む小田原市と連携し、ベビーテック事業の実証を行い、地域におけるステークホルダーとの連携の意義や役割を調査・検証します。

2.小田原市における実証

2022年1月から、株式会社ファーストアセント、Hamee株式会社、PIAZZA株式会社、株式会社Kids Public、の4者のベビーテックについて、小田原市内外の事業者(小田急電鉄株式会社、特定非営利活動法人mama’s hug、株式会社アイナロハ)と連携し、下記のとおり実証を行います。

事業者① 株式会社ファーストアセント

子供の睡眠をサポートするスマートベッドライト「ainenne(アイネンネ)」を子育て家庭に使用してもらい、乳児の睡眠リズム形成をサポートし、子供の健康管理をしながら、子育て負担の軽減効果を検証します。

事業者② Hamee株式会社

育児のお手伝いをしてほしい親とお手伝いができる人を会員化し、助け合えることを目指した市の相互援助活動(ファミリー・サポート・センター)の業務のオンライン化を行い、利用手続きを簡易化することで、子育て中の親が同センターを利用しやすくなるよう、センター業務利用改善効果を検証します。

事業者③ PIAZZA株式会社

子育て中の親が、子育て関連の情報交換や不用品のお譲り合いなどを通じて他者とつながりを持つことで、子育ての不安や孤立を解消し、より生き生きとした暮らしの実現を目指します。地域SNS「ピアッザ」を子育て世帯に利用してもらい、子育てへの影響・効果を検証します。