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千株式会社「はいチーズ!アルバム」卒園アルバム制作で Amazon Rekognitionを活用し作業時間を1/3に短縮。園児の登場回数を平等に保つ「人物集計表」機能を開始

編集部より
弊社の代表が卒園アルバム委員だったとき、「写真の隅のちいさな映りでも全部数えて、クラスの全員が平均的にアルバムに登場するように写真を選び、アルバムにきれいにレイアウトすることはかなり骨の折れる作業」と言っていました。「はいチーズ!アルバム」に今回追加された「人物自動集計機能」、見かけは地味に感じるかもしれませんが卒業卒園アルバムを作る委員の皆さんにとっては福音と言えるかもしれません。詳細をリリースから見てみましょう!

— 下記はプレスリリースからの内容です —

~働き方改革 文部科学省が事例集公開で卒アルシステムは前年比246%と好調~

保育DXサービスを展開する千株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 千葉伸明、以下 当社)は、卒園アルバム制作サービス「はいチーズ!アルバム(https://album.8122.jp/)」にアマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)のAmazon Rekognitionを活用し「人物集計表」の提供を2021年7月に開始することを発表します。
「はいチーズ!アルバム」は、全国8,000団体以上の保育園、幼稚園にご利用いただく保育DXサービス「はいチーズ!」シリーズのひとつで、昨今の働き方改革、コロナで非接触への関心の高まりによりアルバムサービスの利用数は前年比246%と大きく伸長しました。

Amazon Rekognition活用『人物集計表』提供開始の背景

通常卒園アルバムは先生や保護者からなる“アルバム担当者”が協力し、5~6か月ほどの期間をかけて制作します。アルバム完成までに必要な時間は延べ30時間※。主な内容は、在園期間に撮影した数千枚の写真の中から必要な写真を選定、各園児がアルバム内でなるべく同じ枚数の写真が掲載されるよう園児が登場した回数を「正」の字で数える、枚数に偏りが出ないようにひたすら過不足調整を行う等があげられます。

昨年、「はいチーズ!アルバム」では各ページ内に登場する園児数をシステムで集計する「人物自動集計機能」の提供を開始しました。これにより従来の原稿作成時に比べ約半分の時間で制作が可能となりましたが、アルバム全体での登場回数の確認については、園児人数分の一覧表を手作業で作成し各ページの写真を差し替えるたびに一覧表の更新を並行して行う必要がありました。現在コロナ禍で保護者参加型の園イベントが減少傾向にあるため、園での貴重な思い出を集約した「卒園アルバム」への保護者の関心は高く、園児の登場回数をより“平等“へするための作業の重要性が増していました。
※ 当社クライアント実績で算出したオフライン制作時間

業界初 『人物集計表』について ※1

アルバムの各ページへ平等に写真掲載枚数を担保するために、AWSを用いて各ページに園児が登場した回数を自動的にカウントし、システム内の人物一覧表で登場回数の確認が可能です。アルバム内に登場する園児の認識率は95%以上と高く、人物集計表の使用で現状のシステムよりも更に約20%※2の時間削減が見込めます。
※1 自社調べ
※2 テスト団体での制作時間データを参考に試算

「はいチーズ!アルバム」の今後

当社実績による卒園アルバム制作では約3分の2は先生主導、3分の1は保護者主導で行われてきました。働き方改革が叫ばれ改善傾向ではあるものの依然保育士の業務負荷は大きく、保護者も共働き家庭の増加で多忙な日々の中、大人たちが協力して子どもたちのために心を込めてアルバムを制作するという“文化”を少しでも楽にしたいとの思いでサービスを提供してきました。今後も、作業時間の短縮を図れるユーザー視点のシステム開発と、初めての制作でも失敗しないカスタマーサポート体制を一層強化し、今年度には「はいチーズ!アルバム」利用団体数で前年比187%を目指します。

「千株式会社」について( Webサイト https://sencorp.co.jp/ )

千株式会社は、全国8,000団体以上の保育園、幼稚園等を通じて子どもを取り巻く環境を豊かにする保育テックサービスを開発・販売しています。主力サービスの「はいチーズ!(https://info.8122.jp/)」は、学校の年間行事を写真に収め、その写真をインターネットで販売するwebサービスです。アマゾン ウェブ サービス(AWS)のAI技術を「顔検索機能」として導入し、より早く、より簡単にお子さまの写真を見つけていただける点が特徴で、この技術を応用したアルバム制作サービス「はいチーズ!アルバム」の提供も行っています。また、「Hoisys(https://hoiku-ict.com/hoisys/)」は、保育業務支援システムサービスです。日常の保育業務をICT化することにより、先生方の業務負担の軽減と、保護者との新しい形のコミュニケーション方法を提案しています。