BTA2023受賞商品発表!

子どもの「やる気=わくわくする心」を引き出してくれる画期的な知育教材「ワンダーボックス」

本サービスのポイント
  • 五感を刺激し、数理的な裏付けを持つ教材が「わくわくする心」を引き出してくれる!
  • 子どもたちが「勉強する」ための教材ではなく、「自主的にやりたいこと」をする教材!
  • 将来的にはデジタル技術を利用し、疑似的な「理科の実験」が自宅でできるかも?

新型コロナウィルスが世界中に感染拡大し、小学校や幼稚園、保育園までが休校・休園、登園自粛となってしまったことを受け、ここ最近急速に家庭学習に関連するサービスが注目を集めています。すでに多くの有名企業のサービスがひしめくなか、今年4月に新たにリリースされたのが今回ご紹介する「ワンダーボックス」です。「タブレットやスマホで利用できるアプリ」と「毎月郵送されるキット」から構成されており、かつ「学校の授業サポート」や「受験勉強」のためではなく、子どもたちの「おもしろい! もっと取り組みたい!」という意欲を引き出す独創的な内容となっています。今回BabyTech.jp編集部はこの「ワンダーボックス」を開発したワンダーラボ株式会社 代表取締役CEOの川島慶さん(以下、敬称略)に遠隔取材を行い、同サービスの概要や開発の経緯、今後の展開について伺いました。

 


ワンダーボックスを開発した川島慶さん

(お話を伺ったのは)

ワンダーラボ株式会社 代表取締役CEO
川島慶さん

 

「アプリ」と「キット」で子どもの「わくわくする心(=ワンダー)」を引き出す

編集部:さっそくですが、「ワンダーボックス」の概要と他社の教育サービスとの違いについて伺えますか?

川島:ワンダーボックスはいわゆるSTEAM教育(編集部注:Science<科学>、Technology<技術>、Engineering<ものづくり>、Art<芸術>、Mathematics<数学>の5つの単語の頭文字を組み合わせた造語。近年、注目を集めている教育方針)であり、一般的な学習教材のように学校の授業の理解をサポートしたり、受験勉強をするためのものではありません。また、多くの学習教材はカリキュラムに沿って子どもたちに「学習習慣をつけさせる(=勉強させる)」というスタンスですが、ワンダーボックスは「子どもが興味を持ったことに自由に取り組む(=自発的にする)」ことを目指しています。