BTA2023受賞商品発表!

アナログな「木のぬくもり」とデジタルな「スマホ」が融合したIoT知育玩具「ころぴゅーた」

本サービスのポイント
  • 誰もが直感的に理解できる「木製ブロックを転がす玩具」と「スマホ」が連携!
  • 子どもたちや保護者が自分たちで新しいゲームを作り、シェアする場も用意!
  • 楽しく遊びながら、創造性や手先の器用さなど、さまざまな能力を育むことが可能!

新型コロナウィルスの感染拡大により、子どもと家で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。そんな自宅で過ごす時間を楽しくしてくれそうなアイテムが、今回ご紹介する「ころぴゅーた」です。こちらは「ひらがなが書かれた円筒状のブロック」を付属のスロープに転がすと、連携したスマートフォン(スマホ)で絵本やゲームが楽しめるというIoT知育玩具。2020年4月21日から、クラウドファンディング「GREEN FUNDING」でのリリースが予定されています(編集部注:緊急事態宣言の発令により延期)。BabyTech.jp編集部は「ころぴゅーた」を開発した株式会社テイ・デイ・エスの横田さん、永嶋さん、加藤さん(以下、敬称略)に取材を行い、同製品の概要や開発の経緯、今後の展開について伺いました。

 


画面左が横田さん、画面右上が永嶋さん、画面右下が加藤さん

(お話を伺ったのは)

株式会社テイ・デイ・エス リプラグ事業部
横田 千晶(よこた・ちあき)さん
永嶋 邦子(ながしま・くにこ)さん
加藤 健大(かとう・たけひろ)さん

 

昔ながらの「木のブロックを転がす玩具」がスマホと融合したら!?

編集部:さっそくですが、「ころぴゅーた」の概要と特徴について伺えますか?

横田: 「ころぴゅーた」という名前は、「木製のひらがなコンピュータ」というイメージから付けました。ひらがなが書いてある木のブロックを付属のスロープで転がすと、ブロックに内蔵されたRFIDタグをリーダーが読み取る仕組みになっています。それにより、スマホに表示されている絵本に出てくる文字と同じブロックをスロープで転がすと、ストーリーが先に進むなどの遊び方ができます。当社で「ころぴゅーた」専用の付属アプリを作ったのですが、現時点ではそのなかに先ほど説明した「絵本」と「文字を使った簡単なゲーム」をインストールしています。子どもがひらがなを覚えたり、言葉を覚えたりする最初のきっかけを、今までよりもっと楽しいものにしたいという思いで開発しました。