BTA2023受賞商品発表!

「保育園」が自ら開発した「現場のニーズ」に応える保育支援システム「CCS+Pro」

本サービスのポイント
  • 「保育園」運営企業が開発した「現場が本当に欲しい機能」がある保育支援システム
  • 「保育ロボットVEVO(ビーボ)」が子どもや保護者、保育士のコミュニケーションを活性化
  • 「VEVOのセンサー」により、子どもの「午睡」や「検知温」を見守る機能もシステムに統合

最近は保育園のIT化が進み、さまざまなメーカーが「園児の登降園」「保育士の勤怠」などを管理する「保育支援システム」を提供しています。今回ご紹介する「CCS+Pro(Child Care System+Proの略)」もその一つ。このシステムは「保育園」を運営する企業が開発し、さらに「保育ロボット」や「午睡見守りセンサー」とも連携するなど、ますます機能が向上しています。今回、BabyTech.jp編集部はそんな「CCS+Pro」を開発・運営する株式会社social solutionsの研究開発部 田中直樹さん(以下、敬称略)に取材を行い、システムの概要や開発の経緯、今後の展開について伺いました。

(お話を伺ったのは)
株式会社social solutions 研究開発部 担当マネージャー
田中 直樹 さん

 

たった一園の保育園から始まった「システム開発」

編集部:さっそくですが、「CCS+Pro」という保育支援システムが開発された経緯について伺わせてください。

田中:もともと弊社は「グローバルブリッヂ」という社名で、2007年に「あい・あい保育園 幕張園」という1園の無認可保育園からスタートしました。そこから多くの保育園を運営していくなかで、保育園の業務を効率化する必要性に迫られたのです。そのために、自前で「保育支援システム」を作り始めました。それがあるとき、NTT東日本様に注目していただいたことで、2014年からシステムの外販をスタートしました。

編集部:NTT東日本とコラボとは、すごいですね。

田中:NTT東日本様のロゴを使わせていただいたことで、大きく信用度が高まりました(笑)。普通はなかなか使わせていただけないそうなのですが、弊社の「保育事業を通じて日本の人口問題を解決する」というミッションに共感していただけたようです。NTT東日本様側では、保育支援システムの料金徴収や利用者に対応するサポートセンターの運営をしていただいています。このサポートセンターは土日祝日を含めて朝9時から夜9時まで対応しています。